偉大な夫婦

過去大戦時、軍人としてアジアに出向き、前線に参加し、
終戦となり戻ってきた際、軍人恩給をずっと拒み続けた夫と
その夫の考えに賛同し、苦しいながらも笑顔の絶えない妻。
そんな夫婦を紹介する小さな記事がつい先日の毎日新聞に
載っていました。

夫が恩給をもらわないのは、
ひどいことをしてきたアジアの人々には何も補償がないのに自身
が金をもらうのは潔くない、から。

村の役場の人が何度も恩給をもらうように働きかけても
夫は恩給を拒み続けます。

小さな村の中にあって、その主張を貫き通すのは
言うは易く行うは難し。おそらく相当に大変であったと
思われますが、夫婦は常に明るく、2人の会話はまるで
夫婦漫才のようだった、のだそうです。

妻は記者にこう語ったそうです
「一度、生活も楽になるし、もらってもよいんじゃないの?と
夫に言ってみたことがあったが、夫は、これだけは譲れん、もう
2度とその話はしてくれるな、と土下座したんです。それ以来
その話は一度もしてません」

2人は最後までその主張を変えることなく
明るく笑いの絶えない暮らしを続け
妻がなくなった一年後、夫は亡くなったのだそうです。

やってる行動もすごいけど、
それを声高に言うでもなく、当たり前のこととして
たんたんと静かに、そして明るく生きている。
こんなすごい人がいたなんて。

なんとも言いがたい、静かな感動が広がった
そんな記事でした。

今日のBGM
What a Wonderful World
Louis Armstrong

この曲も、聴くたびに、じんとくるんだよなあ
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