及川浩治 協奏曲シリーズ

及川浩治 協奏曲シリーズ にいってきました。
売れっ子ピアニストの場合、下手すると
ファンがその音楽家のレベルを下げちゃうてらいもあるので
どんなもんかといぶかってましたが
今回の協奏曲は私はよかったな、と思いました。
会場もわれんばかりの拍手でした。

情熱的でありながら優雅さもあるピアノで
特に一曲目のシューマンがよかったかな。
2曲目のグリークも彼らしさ、も出ていてよかったんですが
最後のほうあまりに感極まって大声出すんですよね。
それが彼の特徴らしいんですけど、私は単純にそれはちょっと・・・
じゃまだからやめてほしいな、と思いました。
そういう熱烈演奏、がお好きな方もいるみたいですけど
私は演奏は演奏として余計な音はなしで聴きたいです。

ということで大変満足したんですが
ただね、もしかしたら、少々点が甘くなっていたところも
あるかもしれないです。

というのも前日に聴きに行ったピアノリサイタルが
どうにも私にはあわず
あまりのことに私、休憩に入ったとたん退散させてもらう
羽目になったからなのです。

ショパンのリサイタルでこれまたそれなりに有名な方の
リサイタルだったんですけど
音が滑ってにごるは、
聞かせるべき高音部が聞こえず左手伴奏部分のみが
うるさく主張しているわ・・
また熱がこもってくるとひたすらフォルテを
たたきまくって演者の情熱を
あらわそうとしているのも私には不快に思いました。
いやそれも個性です、といわれたらそれまでですが

私は素人だけど自身でもピアノをそれなりに
学んでいたのでずぶの素人よりはピアノについては
それなりに聞き分けられるつもりでおります。
なので、ピアノの音のすべり具合については
好き嫌いだけの問題ではないんじゃないかとは思うものの
音楽なんて最後はフィーリング。
私には不快でも人によっては感動になる場合もあるんでしょうね。

及川さんの演奏についてもおそらく評価はそれぞれ分かれるでしょう。
またよくクラッシクファンが書くところの「西洋のすごいピアニストに
比べたらまだまだ」みたいなところももしかしたらあるのかもわかりません。

そりゃさあ、円熟期のルビンシュタインとかと比べちゃったらそりゃ
甘いわな、って話はあるかもですが
でもさ、それって「いきものがかりなんてストーンズに比べたらまだまだよ」
って言ってるのと同じような気がするの。
多少稚拙なところがあったとしても(別に今日の彼の演奏が稚拙といってる
わけではないですよ、念のため。上をみたらきりがない部分はあるかもね
といってるだけの話)
一定の(これは必須)技術があって人をひきつけるものがその演奏にあるのなら
それでいいじゃないかと思うんですけどね。
とにかく私は堪能しました。


<演目>
シューマン ピアノ協奏曲 イ短調 OP54
グリーク  ピアノ協奏曲 イ短調 OP16

今日のBGMは省略です。
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テーマ : ピアノ - ジャンル : 音楽

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