オーケストラ Le concert

le concert

宣伝につられてみてみました、オーケストラ。

その昔ソ連時代に芸能活動を妨害されて、それ以来音楽から離れていた
マエストロと元楽団員が、偽オーケストラを連れてパリのシャトレー宮で
コンサートをしちゃうという破天荒なストーリー。

あまりに「そんな馬鹿な」というストーリーなので
逆に宣伝を見たときには「強引だろうけどそれなりに何か
それでもコンサートが成り立つエピソードがあるに違いない」
と思っていたのですが、特にそういうエピソードもなく
ただドタバタとロシアを無理くり出国するだけでした。

いやいやこの映画の軸をなす
とあるカップルの悲しい死があったじゃないか
と言われる方も多かろう。しかしそれだけで30年以上ブランクのある
楽団員がリハーサルもしないでいきなり名演などできるはずがないじゃないの。
強引にもほどがあるというものです。

ということで期待していった割には裏切られた感じもしたのですが
ただ。
映画館の大画面、大音響で聞くオーケストラの演奏、美しいシャトレー宮
のコンサートホール、これは迫力。これは見る(聴く)価値有り。
つまりは最後の30分がすべての映画です。

それにしてもこれロシアの人が見たら不愉快にならないのかしら?
どこまで史実なのかも?だし・・。

題材は悪くない、エピソードも悪くない
音楽は最高。

この題材をもう一度、
音楽を愛し
音楽をちゃんと理解している
別の監督、別の脚本家で作り直してもらえないだろうか。
そしたらすごく素敵な映画に生まれ変わりそうに思えます。

今日のBGM
読売交響楽団
ワーグナー
トリスタンと イズー 前奏曲と愛の死

あ、別にこの映画でこの曲を使われていたわけでは
ないですよ。映画ではチャイコフスキーのバイオリン協奏曲が
主役でした。

ワーグナーらしい重厚さと繊細さとが両方兼ね備わった
まさにオーケストラの真髄を感じさせる一曲です。
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