サントリー美術館 おもてなしの美

おもてなしの美

サントリー美術館の「おもてなしの美」に行ってきました。

過去日本で蓄積されてきた「おもてなし」のためのさまざまな絵画、器、香炉
などなどを一気に集めた美術展です。

作品保護のために期間によりものの入れ替えがあるようで。
会場もとても薄暗く、相当に作品保護に対して気を遣っている
様子がよくわかりました。

ということで、私がみたときは新春のおもてなしとしつらい、と題した屏風などは
ほとんど見られずちょっと残念でした。
でも貝あわせの貝だとか外でおもてなしをするときに使う提重などを見ることが
できまして、なんとも優雅でありました。
そう、日本ってこういう風流な文化を持ち続けていたんだよなあ、というのを
展示物から実感。
いまや、こんな雅な世界はどこかに吹き飛んでしまったみたいだけど・・・。

私がいいなと思ったのはこの提重と、松葉の茶碗、それから桜なのに、青と緑
の色付けで表現された六角透鉢。
さらに人間の姫君とねずみが結婚しちゃうという、奇想天外な物語を描いた
鼠草子の絵巻(写真左のはがきはその一部)
なんともユーモラスで見ごたえがありました。

展覧会の見ものは重要文化財指定の四季花鳥図屏風。
さすがに綺麗。
でも素人の私からすると、別に文化財指定されていない屏風も十分
綺麗に見えましたけどね。
・・・見る目がないってことでしょうか。

かなり見ごたえも有り、かつ、癒されもする、素敵な美術展でした。

ところで私、この美術館がある東京ミッドタウンにはじめて足を踏み入れました。
なんだか一時期はわしゃわしゃ人がいたみたいですが、日曜だというのに
さほど人がいなかった気がするのは気のせいか。

入り口にはどれだけの人が気付いているのか知りませんが「撮影禁止」の文字が。
うーん、よくわからないのですが、美術館でもないし、雰囲気重視のホテルでも
ないじゃないですか。
なんで撮影を「禁止」されなきゃいけないんだか、意味がわかりませんでした。
ブティックの中を撮影するのはだめ、ってのはまあ100歩譲ってわかるとして
建物の中全体くらいいいじゃないですか、って思ったんですが私がおかしいのかな・・。
私自身は別に撮影したいなんて思わなかったですが、でもたとえば旅行者とか
だったら、綺麗な建物だし、撮影したいって思うんじゃない?普通に。
なんだかよくわからない高飛車さを感じてしまいました。

今日のBGM
NHK交響楽団
武満徹
「3つの映画音楽」第3章 ワルツ

武満=現代音楽、というイメージが
ある方にぜひ聞いてもらいたい。
本当に美しいメロディーです。
ただこのメロディーがのる映画は相当
重いテーマなので、見る気分にはちょっと
なれないんですけどね・・・。
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テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。 - ジャンル : 学問・文化・芸術

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