ウィーン放送交響楽団 日本公演

ウィーン放送交響楽団

3月6日 オペラシティでおこなわれたウィーン放送交響楽団の演奏会に行ってきました。
なんで行ったかっていったら、ええと・・・安くなっていたんですね、チケットが。
本来15000円くらいするものが半額近くで売り出されていたうえ、ハープとオーケストラ
っていったいどんなんかしら?っていう興味とで出向いてみたわけです。

1曲目はバレエ音楽「三角帽子」第2組曲。
これはよかったですねえ。
特にクラリネットが素晴らしかった。
木管・金管がうまいと、なんというかオーケストラの底力を感じるんですけど、
このクラリネットの奏者は相当うまいんじゃないかと私は思いました。

2曲目がいよいよハープの登場。
アランフェス協奏曲。
いったいどんな人が登場するのかと思いきや
なんだかひょろっとしたやさ男風の奏者が登場。
つい、この間のN響のピアニストを髣髴とさせる
その優男ぶりに「大丈夫か?」という不安がよぎったのですが。

今回は◎。
ハープってこんなに音の広がりがある楽器だったんだ、ということを
私は彼の演奏を通じて知りました。
今までの私のハープのイメージといえば、添え物(失礼)か
お嬢様方がポロンポロン戯れに奏でる(超失礼)楽器というイメージしか
なかったのですが、いやはや恐れ入りました。

ただ。
そうはいってもオーケストラとの演奏にはやや無理がある部分も垣間見え、
2楽章などはやや中だるみなところは否定できませんでした。

アンコールの2曲(ファリャ スペイン舞曲 タレガ アルハンブラの思い出)
はさすがの貫禄。
ソロのリサイタルも聴いてみたいな、と思ったのですが、ソロリサイタルは
もう終ってしまってました・・。

休憩をはさんでオーケストラのみでドビュッシーが2曲
牧神の午後への前奏曲
交響詩「海」
私はドビュッシーのピアノは好きだけどオケはいまいちなんだよなあ。
なんかぼやけちゃう気がしてね。
ということで、こちらの2曲は悪くはないのですが、私自身はいまいち乗り切れませんでした。
でもこれはたぶん、いえ、ほぼ確実に、私の好みの問題かと。
好みにはあわなかったとはいえ。
1曲目と相変わらず、クラリネットがすばらしいと思いました。
弦も美しく、2曲目のチェロのハーモニーもすばらしかった。
難をいいますと
ちょっとホルンがうるさかったかなあ。
ホルンってそんな前面に出てブーブーいう楽器じゃなくて
ホワっとした音ながら存在感がある、って感じの音がいいと思うんだけど
なんというかがなりたてすぎ、な感じがしました。
もうちょっとだけ、トーンをおさえてくれるとありがたかったんだけど。

アンコールはカルメン前奏曲と雷鳴ポルカ。
雷鳴ポルカ→カルメン のほうがよかったんじゃないの?
って私は思ったんだけど、ま、いいや。
どっちもまあ手馴れたものでした。

ということで、値段の割には大満足な演奏会でした。
ただ15000円は高すぎだよ。原価で買ったお客さんはちょっと気の毒な
気がしました。まあ海外から呼んでいるんだし、それくらいの価格にしないと
ペイしないってことなんでしょうね。
いやいや音楽興行って本当に難しいんだな、ということもちょっと考えさせられた
チケットの価格設定でありました。私自身は得したからいいんですけど・・・。

*今日のBGMは省略です。
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テーマ : クラシック - ジャンル : 音楽

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