孫と私の小さな歴史



佐藤愛子さんとお孫さんが毎年年賀状で繰り広げている仮装を愛子さん、お嬢さん、お孫さんで振り返っている1冊。

お嬢さんは愛子さんのエッセイにたびたび登場されるお方。私ら読者は愛子先生の耐え難きを耐え、忍び難きを忍ぶ、その様子を失礼を承知で表現するなら、楽しませていただいてる訳ですが、ご家族ともなれば、楽しむどころじゃないことも多々あるだろうことは想像に難くありません。
もともとこの本を知るきっかけになったのはお嬢さんの響子さんのインタビューを読んだからなのですが、ふざけるのにも一生懸命な愛子先生と悪ふざけ、をするのも中々大変そうなのが慮れました。

とはいえ、ただ大変で終わらずに年賀状に使えそうな扮装を響子さん自ら調達してきちやったりもしていて、なんでも面白がる血は確実に響子さんに流れているのでしょう。この本の合間合間にある響子さんの各年賀状にまつわるエピソードも適度に緩いんだけど、文章はしっかりとしていてとても読みやすく、響子さんもエッセイとか書いてみたらいいのになあ。

そして大学生になっても祖母と一緒に仮装に勤しむお孫さんも中々素敵です。
きっと大変だったろうけど、他のご家庭にはない、愛子先生風にいえばけったいな、でもなんともあたたかい思い出がつむがれてるんだろうな。

ということで、笑えて、感心して、なんかほっこりしちゃうそんな本です。

今日のBGM
I can't make me love
Maria Bello
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テーマ : 読んだ本 - ジャンル : 本・雑誌

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