実録・連合赤軍 あさま山荘への道程

封切で、映画館でこの映画を見るかと言われれば否だし
レンタルするかと言われれば否。
ケーブルでやっているのをたまたま見たというシチュエーションでなければ
この映画を見ることはなかったでしょう。
しかしまあすさまじいインパクトを与える映画です。

ストーリーはあるようなないような、だし
学生運動にここの登場人物たちが何故かかわるようになったかの
描写はほとんどなく、
まあある意味、うすぼんやりと連合赤軍とはなんぞや、ということを
わかっていることが前提で映画がつくられている感はあります。
よって彼らの存在や、やってきたことをまったく知らなくはないけど
詳細をよく理解しておらず、ましてやリアルタイムで報道を追っていたわけでない
私にとってはいったい彼らはもともと何をしたかったのか
どうなりたかったのか
何を問題に思っていたのかが結局は理解できませんでした。

しかし背景を深く理解していなくても
その行動・言動のすさまじさには圧倒されます。

この人たちの恐ろしさ、はその残酷な仕打ちだけでなく
その仕打ちがもともとは志を同じくしていたはずの仲間うちに
向けられている、ということ。
そして残酷なことをしている、という自覚と
でもそれは必要なことであり、善につながることなのだ
と信じているということ。この2つにつきるかと。

この事件から、私たちは何を学べばよいのか。
あまりに途方もないプロセスに私はただただ言葉を失うしか
ありませんが私が思ったのは

・小難しく考えだすとろくなことはない
・人間の尊厳を超えた貶めは、たとえもともとの思いは正義であっても
 プラスの成果はおこしえない

それだけです。

なお、この映画は俳優さん、女優さんたちがとにかく
みな上手です、特にすごいのは永田洋子役の女優さんは
すごすぎる。彼女がいなかったら、この映画の迫力は
半減していたことでありましょう。

今日のBGM
Going Down Slow
Huey Lewis and The News
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