風の牧場

風の牧場

有吉玉青さんの小説。
物心つく前に両親が離婚し、女手一つで育てられ、結婚した女性のエピソードを
描いた作品。

母しか家にいなかったことをことさら卑屈にも感じなかった、といいながらも
不自然なほど、父親のことを実家で話題にしなかったり、夫や初恋の男子に
はた迷惑な反応をしてみたり、正直こんな友達がまわりにいたらめんどくさいなあと
思ってしまう女性が主人公。

玉青さん自身も父不在のおうちで育っているのは世間に知られているところであるはずで
読者のほとんどが彼女自身のエピソードを重ね合わせるはず。それなのにこの
うざいキャラを書ききるってこれいかに?と調べてみたら、まあびっくりするくらい
主人公のエピソードと玉青さんのエピソードは重なりまくり。
こうなるとある意味意図して書いているんだろうなあと思われ、作家としての覚悟というか
腹の座り方を感じます。


とはいえ、有吉玉青さんの作品、と考えるとちょっと物足りないかな。
これは読者の勝手な感想ですけどね。

今日のBGM
Alright
Superfly



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