空耳アワワ

空耳アワワ

エッセーというのは読んでてなかなか面白いものだけど、
最近なかなか面白い書き手に出会うのは至難の業になってきています。

林真理子さんなどもエッセーをたくさんお書きになっていますし
私もよく読みますけど、やっぱりどこかスノッブ色はぬぐいきれませんし
(もちろんそれが彼女のエッセーの味で、そこを本人も否定せず
時に自虐ネタもまじえてくれるのが個性、なのですが)
内館牧子さんも文章力はさすがだけど、書かれている意見には
やや首をかしげたくなることも多いし
佐藤愛子さんのエッセーは面白いしさすがなのだけど、
共感、というよりは人生の大先輩にお説教してもらっている感
ありありだし、そうそう、そうだよね、と素直に思えて
素直に笑えるエッセーは今や希少価値といえましょう。

阿川さんのエッセーはそんな中にあってまさに貴重品。
でも貴重品ではあってもそうそうしゃちこばらずに気軽につきあえるのが
彼女の筆の力であり、パーソナリティーの力。

まさに普段着の、彼女ほどの有名人でなくても味わう日々の生活のちょっとした
怒りや喜び、落ち込みがぐぐっと詰まった1冊。
日常のどうということのない平凡な出来事も、筆の力をもってすれば1冊の本に
変身でき、それこそが「プロ」の力ということを実感できる1冊です

今日のBGM
Only You
安室奈美恵
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テーマ : 野球 - ジャンル : スポーツ

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