スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

思い出の作家たち

思い出の作家たち

谷崎・川端・三島・安部・司馬・・・
昭和の文学史そのものともいえる5人の作家たちとの交流と
彼らの作品のキーン氏の作品観が描かれた一冊です。

これだけの大作家全員と直接面識をもち、かつ作品の子細を読み込み
日本の古典も引き合いにだしながら論じられる論客は彼しかいないのでは。
まさに日本文学の大家。

彼自身が振り返っているように彼が日本に留学のために訪れたころは
日本語を解する外国人など皆無。ゆえ珍しがられたのは想像に難くないですが
珍しいだけで終わらない深く、彼の幅広い日本文学観にはただただ圧倒されます。

といっても、やはり作品が「私にとって」理解しがたい作品についての論述は
当然なかなか理解が難しい部分もありました。こういうのを猫に小判っていうんでしょうな。
読者が本についていけていない典型です。
冷静に考えれば(すごいメンツとはいえ)たかだか5人の作家についての考察、
たった1冊の本、なのに、ほかにも引き出しはたくさんあってしかも
引き出しの中にはおそろしく重厚な書類が詰まっていることを想像させる
すごい本でした。
たとえ、この5人の作家に思入れがなくても読んだら、必ずや圧倒される一冊といえましょう。

今日のBGM
STARS
Superfly&トータス松本
スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。