不祥事

不祥事

オレ達バブル入行組に続き、池井戸潤氏の小説を読んでみました。
題して不祥事。
銀行内で手続きミスやらなにやらが続いている支店に指導にまわる
うだつのあがらない調査役とその下で、すさまじい事務処理能力と
負けん気とで、本来本題であるはずの処理ミスの要因をつぶしていく
のみならず、その背景にある人事のどろどろやら、不正やらを暴いていく
勧善懲悪な物語。

推理小説といえば、殺しか盗みかが王道ですけど、こういう企業内の
疑惑解明っていうのはなかなか新鮮で面白い。

もっとも私は金融業界に属したことがないので
ここに描かれていることが「さもありなん」なのか
「いくらなんでもここまでひどくないさ」なのかはわかりません。
まあこんなにひどい不祥事連発な銀行あったら、マスメディアから
袋だたきで、調査役&部下二人に任せておくようなことには
ならないんじゃないかと思いますけどね。
まあさらにいえば、5年目社員でいくら仕事ができる、といえど
ここまでかっこよく立ち回れる輩は現実いないと思いますけどね。

一話完結、だけど微妙に連続性があるこの小説、
ドラマ化するにはぴったりな素材である気が。
そしてドラマ化されたら、配役にもよるけどちょっと見てみたいかな。

今日のBGM
ハナレグミ
オアシス

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テーマ : 書評 - ジャンル : 本・雑誌

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