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できる社長の思考とルール

できる社長の思考とルール

旅行に来てまで仕事がらみの本をよむこたあないんだけど
でもやっぱりよそ様の商売を見聞きするのはやはり面白い
ましてや、それなりに成功を収めた人たちの話ときたらなおさらです。

この本は表紙にあるようにカンブリア宮殿で繰り広げられた社長と
村上龍氏(とときどき小池栄子さん。でも彼女はいわゆるただの
かわいこちゃんアシスタントにとどまっておらず、素朴な感想
素朴な疑問をぽんと投げてくれ、対談での思わぬアクセントに
なっています)の対談をまとめたものです。

カンブリア宮殿そのものは、私にとってはすきでもあり嫌いでもある番組です
とりあげられる社長さんは企業の大きさから種類から経営手法からさまざまですが
一流の人たちの言葉は単純に聞いていて面白い。これが好きな理由。

嫌いな理由は村上龍氏の「したり顔」
ついつい、「お前にえらそうに言われたかないよ」と思ってしまうんだよなあ。
作家さんにわかるんかい、というある意味ちょっと差別的なことを
ついつい思ってしまうわけです。

本を読んでみて思ったのは「したり顔」ではあるけれど、ちゃんと取材相手を
調べて番組に臨んでいるのね、ということ。
そんなこと、当たり前かもしれないけど、取材の対象はどこまでも広いわけです。
なにしろ世界の全企業のいずれか、なのだから、それって結構難しいことのはず。

もちろんこれは番組スタッフの人たちの事前の綿密な準備があってこそでしょうが
村上氏本人がちゃんと理解していないと、社長の答えにさらなる突込みを入れる
ことはできないはずなのよね・・。それって番組を見ただけではなかなかわからず
文字面にしてわかったことだったりします。
またいつもいつも社長と話がかみあっているわけでもなく
社長にバッサリ「それは違いますね」と切られているってことも本でわかり
ちょっと番組に対するイメージも変わったりしました。

各社長の言葉で私の心に響いたのはES、すなわち従業員満足度に関する言葉。

発見の喜び、創造の喜び、それから上達の喜び。
勉強でもそうですが、特に発見の喜びというのものは大きい。
だからこそ優秀な上司は部下に発見の喜びを教えるけどだめな上司ほど
それを失わせてしまうんです。(くら社長 田中邦彦)


データを基本にしながらもみんなの意見をそこに入れて納得感を得られるように
することが必要です。(キリン社長 加藤壷康)


やはりローソンはローソンの生い立ちがあるわけです。社員のプライドはそこにあるし
加盟店のプライドもそこにある。そういうものは大切にしないといけないのではないか。
それで非効率なものは受け入れてその代わり何を改善すればよいかを考えよう、というように
変えたんです(ローソン社長 新浪剛史)


どの社長もある程度トップダウンを利かせてきた社長が大半で
トップダウンとESとの両立はなかなか容易ではないのだけど
登場する社長たちは自分のビジョンを描きながらも
従業員にいかに自主的に動いてもらうかに心をくだいているのだなあ
ということがわかります。

キリンの加藤社長の言葉がもっとも端的だと思うのだけど
ESって結局ベースは納得感なのではないかな、と思います。
納得すれば仮説の段階であっても動けるし、失敗しても
やり直せる気力を取り戻せるはず。
納得のベースは、筋の通ったロジックでもいいし、熱意や
人情であることもある。理想をいえばたぶん両方あるのが
望ましい。
本の中の社長たちからはそんなことを教わった気がします。

今日のBGM
LOVE LETTER
Luv and Soul
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テーマ : 最近読んだ本 - ジャンル : 本・雑誌

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