今年もありがとうございました

2013は変化が多かった一年
2014は何しろ忙しかった一年
でしたが2015はうーん、流されたというかこれという成果はなかった一年だったかなあ。ここ2年自分以外の環境や要因に対峙することが多く、それはそれでよかったのだけど自ら考えて動くことが少なくなっちゃったのかも。

人生、決めるのも動くのも自分自身というごくごく当たり前のことをきっちりかみしめて来年頑張ります。皆様いろいろお世話になりました。

今日のBGM
Amore
坂本龍一
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今年の振り返り 音楽、本

今年は昨年ほど忙しかった訳でもないのに、音楽や、演劇にあまり出向けなかった一年でした。一度出不精になるとダメですね。

そんな中のベストワンミュージックはアンドラーシュシフのリサイタル。心に染み入る実によい演奏でした。またリサイタル中に見せた震災に対する姿勢も、尊敬に値するものでした。
あと単純に楽しかったのはりんけんとCKB。どちらも間違いないというか、期待通りでがっかりさせないクオリティ。りんけんの場合は沖縄現地のようには会場の関係上いかないところももちろんあり、それって演者にとってはやりにくさにも通じてるはずだけどそこを感じさせないのは彼らのプロいしきなのだと思います。

本は、ブログには紹介してませんが山崎豊子さんのぼんちと、ポイズンガールがベストワン。
ポイズンガールは来年どこかでご紹介したく思います。書かれている経験も、文章力も、すごい体験をしてるのに恬淡としている著者のパーソナリティも何もかもすごい。
一方山崎豊子さんのぼんちは、女のいやらしさを男の眼を通して語ることで余計にそのねちっこさが際立つ一作です。他作品と比べるとマイナーな作品かもですがこれはぜひ読んでほしい作品です。

映画はお見送りの儀式がナンバーワンかな。ただ見てるものが少ない割にどれも甲乙捨てがたい素晴らしいものでした。

数少ない割にはあたりが多いといえるのか、それともやはりちゃんと時間を作って外からの刺激をもらえばそれなりに心を揺さぶるということなのか。あとはその時感じたことを忘れず記録するマメさを保たないとね。それが一番の課題な気がする

今日のBGM
めでたいめでたい
りんけんバンド
この曲にふさわしい年明けまで後わずか
とはいえ、今年は喪中なのでお正月祝いはなく静かに過ごす予定。

ことしの振り返り:旅行

早いもので今年も残りわずかで、私は明日出社したら仕事納めです。
なんかあれもこれも全部年明けにという理由で引き延ばしている気がしないじゃ
ないですが、まあ頭からっぽにしてから取り組むのも悪くはあるまい。

頭空っぽにするといえば、旅行です。
全然ブログで紹介できてないですけど、フランスに行き、大分に行き、秋田に行き
出張のついでに博多や札幌もちょこっと堪能しました。
そしてやっぱりメインイベントは奄美

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ああきれいだったなあ。
ブログの更新が滞っていたから写真もスマホで適当に撮っただけでしたけど
来年はちゃんとブログやSNSで更新することを意識してみようかな。

感じたとき、そのときの状況共有はフェイスブックやTwitterがいいですけど
思い出を反芻する、考えを深めるにはブログがいいな、とブログをちょっとお休みしてみて
あらためて思いました。
旅行なんかもやっぱ、ミャンマーやアンコールワットの思い出がわたしのなかで
どしっとしみついているのはもちろんその旅がすごく強烈だったというのもあるのだけど
ブログで思い出したりある程度調べなおしたりという作業が利いてるんだと思います。

ところで、以前はちょっと思いついて即国内のあちこちを1泊程度旅してみるということが
気軽にできたのですが今はどこもホテルがとれない。え?と思うようなホテルがとんでもない
値段になっています。日本が観光地として着目されていることはとても素敵だけど
ホテルが取れないのは痛い。しかしこれでホテルを増やしたら今度は中国からの観光客が
どっと減って、ということにもなりそうだし、バランスとるのはなかなか難しそうですね。

今日のBGM
恋するフォーチュンクッキー
AKB48

3歳になった姪っ子お気に入りの一曲。
たどたどしい口ぶりで「じんしぇい、しゅてたもんじゃないよね♪」
と歌われるとちょっと複雑な気持ちになります。








私は忘れない

私は忘れない


奄美大島滞在中は例によって本を買い込み読みまくりました。

前インドネシアを旅した時は読む本がなくなって友人と本を交換し合ったりして
過ごしたのですが今回は逆に欲張りすぎまして、全部を読み切れずに
東京に持ち越したものが何冊も。この本もそんな1冊です。

しかしながらこの本については、ああ奄美で読んでいたら
全然また違った感慨を持っただろうなという思いを持たずには
いられない本でした。
なんでかといったら鹿児島県の離島のひとつである
黒島がテーマの本だから。

今でこそ2時間に1本、石垣から船がでているようですが
この本が書かれたころは、東京が高度成長にあったさなかで
電気もろくに通らず、急病人が出てもその旨を連絡するすべもなく
自然災害に襲われた時には、少ない住民の中からさらに犠牲者が出ても
やむなしのほんとに正真正銘な離島状態。

船が荒波にさらされてこられなければ
みなの食べ物が底をうつのも当たり前
さらに、狭い島同士で地域同士がいがみあい、人権という観点で
見た時に問題と言わざるを得ない様々な習慣がそのまま残ってしまっている
「素朴」「自然」などといったのんきな言葉でくくれない、過酷な生活が
脈々と残っている状況だったようです。

そんな過酷な島に使命感をもって赴任した教員たちの奮闘ぶりに
スターの夢を一歩のところでつかみ損ねた女優の卵が
無謀ともいえる率直さで対峙していきます。
確たる使命感もなければ、差別感も、便利な文明的な生活への
固執もなくただ向き合っている現実を受け入れているある意味無機質な
彼女の存在が島の特殊性を浮かび上がらせる仕掛けです。

今でこそ奄美大島も加計呂麻島もむろん東京より
スピードという意味ではもちろん劣っているのかもしれないですが
電気もとおり、あたたかいシャワーもあり、
TVはごく当たり前に各所帯にあり
ネットも、携帯電話もほぼほぼつながる状況にあります。
この小説にあるような「これが同じ日本なのか」と
絶望に通じるような驚きを感じることは、すくなくとも
奄美諸島を旅行する立場においてはないわけです。

奄美はいい、加計呂麻はいい、なにもないからいい
という話をよく聞くし、わたしも何度か訪れた経験から
決してそこを否定するわけではないけれど、この小説に
書かれているような状況下でも、「なにもないからいい」
と本当にみんないえるだろうか?というと私は少々懐疑的です。

おそらく「のんびりしてるよね」というレベルの違いにまで
各離島が進むまではこの小説にあるようなすさまじい
エピソードがたくさんあり、エピソードを支える
この小説に出てくるような多くの市井の人たちの努力や
葛藤があったんじゃないかしら。

その名もない人たちのがんばりを離島の自然を満喫する
我々都会人は慮り、人間らしく自然に生きるってどういうことなんだ?
ということを、その努力の甲斐あって「いいとこどり」できてる
我々は考え続けていかないといけないんだろうな、と思います。

今日のBGM
今夜が終わらない
ふえのたす













奄美のお土産その2

一番貴重なお土産

なんだかんだでまた更新が滞りましたが、いまさら、な奄美ネタラスト。
奄美のお土産は加計呂麻島徳浜の海岸で拾ったサンゴ、です。
このサンゴが崩れてサラサラの白浜になるわけですが、波打ち際は
こういったサンゴのかけらがたくさん落ちまくっているのです。

これをお箸置きにしたらかわいいな、と思って拾っていたら
宿のお食事でもやはりこれがお箸置きにされてました。
これが地元の方のスタンダードなのかその宿の方のセンスなのか
はわからないけど、確かにスタンダードなお箸置きより、このサンゴ
のほうが島には合います。

毎年自宅で高齢になっている花火大会の催しの際には
このサンゴで食卓を彩ってみようかな、と今から楽しみです。

今日のBGM
Maps
Maroon5