ビーフシチュー

ビーフシチュー

宴PART3で作ったビーフシチュー。
かの有名な栗原はるみさんの超ベストセラー
「ごちそうさまがききたくて」を参照しています。

牛肩ロース肉 400グラム
にんじん 2本
たまねぎ2個
トマト水煮缶詰 2分の1
ワイン 2カップ
水 3カップ
コンソメスープ 1キューブ
とんかつソース 大匙2
小麦粉 適量

1.牛肉に小麦粉をまぶし、サラダオイルでざっと色づくまで炒め、肉をいったんなべからあげる
2.1のなべにたまねぎ1個をうすぎりにして5分ほどいためる
  (元レシピは15分となっていますがあまりいためすぎると、なべがこげつき、ろくなことに
   ならない気が)
3.2に小麦粉大匙1ぱいをいれ、焦げ付く前にワイン、水、とんかつソース、トマト水煮を材料分入れる。
4.3が煮立ったら牛肉をいれ弱火で30分煮る
  (元レシピは60分)
5.30分たったらにんじん、たまねぎを一口大にしたものをいれ、水1カップを足して
  さらに30分弱火で煮込む  
  (元レシピは60分たってから入れることになっているが、野菜のうまみをだしたくて
   元レシピから変更を加えました。また途中で差し水をしないと私の好み的には味が
   濃すぎる感じがします)
出来上がり。
 
さすがに栗原はるみさん。本当にこれだけのことなのに、本格的なデミグラスソースと
見まごう本格シチューのできあがりです。
家族にも好評でした。
よかったよかった。

今日のBGM
Time Ain't Money
Huey Lewis and The News

小粒だけど、ぴりりと辛くはありません。
適度にゆるく、でもゆるいけどかっこよく
ボーカルも、バックも力量がなければなしえない
世界が繰り広げられています

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宴 PART3

宴 PART3

先週に引き続き今週も来客。
今週は実家の家族を呼びました。

メニューはトマトのサラダ、きのこのマスタード炒め
なすとベーコン&にんにくのいためもの
&写真ではまだ登場願っていませんがビーフシチュー

さらに弟がシーフードサラダ&とうもろこし&手作りのチョコレート
ケーキ&さくらんぼをもってきてくれました。
ということで食卓はかなりにぎやか。
おいしいスパークリングワインもひやしてもってきてくれたので
それを母とちびちびいただきました。

家族を呼ぶのは引越しのごたごた以来はじめてなので
「いやああんだけの荷物がちゃんとおさまったわけね」と
感慨深げでした。

あんまり詮索されるのはいやだけど、まあたまには家族を
招待するのも悪くはないのかな。
前の家は狭いし、遠いしでぜんぜん呼べなかったんですが。
ま、これでひとつ義理ははたしました。

今日のBGM
Let's Just Get Naked
Joan Osborne

食事の最中にこれかけていたら
弟から「うるさ~い」とクレームをつけられ
しょうがないから消しました。
ボーカルが個性的で、なかなか聴き応えのある
一品ですが、食事時のBGMにはむかなかったかもね。


三原堂のどら焼

友達から、いただいた三原堂のどら焼。
そもそもどら焼自体、食べるの、ひさしぶりです。

どら焼

ふっくら、おいしそう。

どら焼はやっぱ、つぶ餡じゃなくちゃ、なんだけど
ここのは当然

切り口

つぶがしっかりとしたつぶ餡。

ということで、ぺろっとおいしくいただきました。
ありがとうね、Jちゃん。

今日のBGM
うれしい! たのしい!大好き!
DREAMS COME TRUE

いやあテンション高いなあ。。。
40代に突入してもなおこの高いテンションの曲を
歌えるってすごい。
共感はできないけど、驚愕の一曲。



マイケルびっくり

一応音楽を中心としたブログ、なので触れないわけにはいかないでしょう。
マイケルジャクソン。
亡くなるとはねえ。しかもこんなに若くして。

プレスリーがなくなったときも
ジョンレノンが死んだときも
すごい人が亡くなった、という衝撃はあったけど
いまいち感慨はありませんでした。
歴史上の有名な人が亡くなった。
いってみればそんな感じ。

一方でマイケルは私が音楽をもっともよく聴いていたときの
スーパースター。
スリラーの頃は、好き嫌いは別として
才能にみちみちあふれているのはよーくわかり
本当にアーティストになるべくしてなった人、という
感じがしていました。
しかしなんだかどんどん「奇妙な人」になっていって
才能よりも行動が取りざたされていくのはなんだか
残念でした。

みんなとちょっと感想が違うんだろうなあ、と思うんだけど
私がマイケルの作品で好きなのは
ポールマッカトニーと一緒に歌っていたSAY!SAY!SAY
大物コラボのわりには名作ってほどの作品じゃない気がするんですが
なんかね、まともだったころのマイケルが、大物と
まあ普通にコラボしている貴重な作品。
ああ、あの頃はよかったよなあ、なんてついつい
思う作品であります。

ファンではないけど、偉大な人であったことはまちがいなし
ですね。

今日のBGM
Beat It
Michael Jackson

プロモーションビデオのすごさ、で語られるのは
スリラーだけど、これもその当時は相当すごい
衝撃で、こんなにみんながぴたっとあわせて踊れるんだ
っていうのにびっくりしたよなあ。。。
そりゃまあ、ビデオのつくりも振り付けも古臭いけど
とてつもない才能はやっぱりひしひしと感じますよね。


健康診断

明日は健康診断です。
なので、夕食後は絶食。
無駄な抵抗かもだけど、酒も今日ばかりはぬいてみた。

めんどくさいなあ、と思ったりもするけど
でも会社勤めのメリットは実はこの健康診断だったりするかも??
会社で強要されなければ健康診断なんてすることなく
何年も過ぎてしまうかもしれません。
やっぱりやな数字とかでると、ちょっと生活あらためてみよう
なんて思ったりもするもんね。

今ちょっとお休みしちゃったりしてますが
引越し前まで私テニスなんぞ習ったりしてましてですね。
(ただし、夏の暑いときと冬の寒いときはお休み)
はじめたきっかけは、健康診断でちょっと血液検査の数値があがった
からなんですね。これはやばい、と思って週1度は運動してみっか
とスクールに通いだしてから、テニス自体はまったくもって上達
しませんでしたが、血液検査の数値は元に戻りました。

もう引っ越していい加減落ち着くんだからテニスもやらなきゃなあ。
近くのスクールの体験レッスンまではすませたのだが
申込書を書いて、スクールにもっていくのがおっくうで
未だ申し込めておらず・・・。

こんなずぼらなやからはやはり会社で強制的に健康診断を
受けさせてもらわなければだめでしょうね。
しのごのいわず、うけてきまーす。

今日のBGM
Naturally
Huey Lewis & The News

FORE!に入っているアカペラ。
すばらしく美しくそしてとっても
かわいらしーい歌詞なのよ。
最近これライブで披露してくれなくなっちゃったけど
ぜひぜひまたなまでこれ、聴きたいっす。



父のしたこと

父がしたこと

父がしたこと。
父はなにをしたか。

主人公プレストンの父は妻を、つまりプレストンにとっては母を
愛情のもつれのあげく、銃殺してしまいます。
当然父はつかまり、裁判にかけられますが、息子プレストンの証言などの
甲斐もあり最終的に懲役5年の計に処せられ、出所します。

プレストンは父を愛するとともに、父を憎みます。
2つの感情の狭間の中で、友や家族の助けをかりて
プレストンは少しずつ、自分の感情を整理し、最後に
本心から、父を許す、と父に告げていきます。

あらすじはこんな感じです。
でも当然内容はこんなさらっと書き表せるそんなものでは
なく、あまりにその衝撃的な内容、プロセスにおける登場人物の
細かな感情のひだは、読者を本にひきつけるには十分な迫力です。

もちろん読後は重い。
重いが、内容のわりには暗くはなりません。
人間とはこんなにも寛容で、こんなにも人を信じ、愛することが
できる存在なのだ、ということに驚きと感動を誰しもがおぼえるはずです。

小説は主人公プレストンにスポットをあてていますが、
プレストンの祖父母はプレストン以上に複雑な感情であったはずです。
自分の娘を奪われ、孫の母を奪われるわけですから。
それでも、2人は父を許し、刑務所の出所後、以前と同じように
家族として扱い、愛します。
もちろん相当に葛藤したうえで。

憎しみからうまれるものはなにもない。
よく言われる言葉です。
でも命を奪われて憎まない人間などいやしない。
それでも許し、愛し続けるというのは
それだけ、過ちをおかしたプレストンの父も
善良で愛に満ちた父親であったからでありましょう。
信頼に満ちた人間関係からは、ときに信じがたい絆が
うまれることもあるのだ、ということを私はこの本から学びました。

またあまり認めたくない気もしますが
ここまで大きな愛が存在しえるのは、信仰の力も相当に大きそうです。
キリスト教系の学校にずっと通っていた私は、なにかというと
「祈りましょう」と連呼する先生たちを、信じがたい、と思っていました。
祈ることでどうにかなるんだったら、世の中みんなどうにかなってるよ、
祈るより他にやることあるんじゃないの??というのが私の素朴な疑問でした。

たぶん世の中に起こっている困ったこと・悲しいことの99.9%までが
祈っただけでは解決しないことだと思います。
しかし祈ることで救われることもある。
それがこういう信じがたい悲劇が生じたときなのかもしれません。

今日のBGM
薬指の決心
Dreams Comes True

結婚するかしないか、するならどういう結婚をするか
という話が中心だった○年前。
今日久々に同期と食事をした際の話題の中心は
「老後はどうするか」「老後の備えでやっていることはなにか」
は~、なんだかせつないですな。


トマトとコンソメゼリーのサラダ

プチトマトとコンソメゼリーのサラダ

宴パート2で作ったサラダ。
当日は、ガラスの器にいれてちょっと涼しげに演出してみました。
&試作品のこの写真より、ゼリーをやわらかめに作っています。

材料
 プチトマト1袋(15個程度)
 レモン 適量
 オリーブオイル
 塩・胡椒
 コンソメスープ 1カップ
 ゼラチン(4分の3袋程度)
 バジル 2~3枚

 1.プチトマトはへたをとり、皮をむく
 2.塩コショウ、レモン・オリーブオイルで味付けし、冷蔵庫で冷やす
 3.スープストックでコンソメスープを作り、ゼラチンを材料よりも
   やや少なめに入れて冷蔵庫で冷やし固める
 4.2の上にバジルのみじん切りをのせる
 5.4のうえに3のゼリーをフォークでひっかいたものをのせる
 6、5の上からさらにレモンをかける

できあがり。

お皿はガラスの器のほうが涼しげでよいですよ。
ガラスの器は、高級なものでなくてもほんとシンプルな器でOK。
そのほうが、赤と緑のコントラストが楽しめるというものです。

今日のBGM
Small world
Huey Lewis and The News

この曲も、またこの曲がはいっているアルバムも
いまいち彼らの人気絶頂期の頃に出ているものであるにも
関わらず世間的評価がいまいちの模様。
確かに世間が思い描くHuey Lewis and The Newsの
印象とはちと異なります。しかしこれはこれで
(ファンだから言うわけでなく)すばらしいアルバムです。
レゲエのテイストとロックのテイストが半々という
なかなか挑戦的なアルバムなのだ。
おすすめよん。

宴 PART2

宴(の後)

宴 PART2。

毎年年末に集まっていた大学のサークル仲間たちと久々の再会。

この写真は宴会が終って解散になってからとったので
かなりかすかすにみえますが
手作りのはりはり漬けやら
たこやきやら、サンドイッチやら、生春巻やらチーズやら
みんながもってきてくれたお惣菜や
私の作ったズッキーニのにんにく炒め
とチキンの赤ワイン煮
トマト&コンソメゼリーのサラダ
でおしゃべり。
みな、酒飲み(1名除く)なので、
食後にデザート、という
概念がまったくなく、100円ローソンで
買ったチョコレートだけが唯一の甘いもの系でした。

昨年末はばたばたしていて、忘年会もできずじまいだったので
みんなで集まるのはほぼ2年ぶり。
ただ、一人はこどもの用事で
もう一人は仕事でこられず で、全員集合はまたいつかに
繰越になりましたけどね。
みんなといろいろ話して、つくづく
こられなかったメンバー含めて、みんなそれぞれ
家庭に仕事にがんばっているなあ、と励みになりました。

ということで明日からまたがんばりますよん。

今日のBGM
笑顔の行方(ORIGINAL VERSION)
DREAMS COME TRUE

この歌をはじめ、日本のあらゆる歌によく卒業アルバムって
フレーズがでてきますね。
もう何年も、卒業アルバムって見てないなあ。
見るとそれなりに感慨深い。
こういう久々の再会の後に見ると余計感じるものが
あるかもだけど、残念ながら手元にアルバムはありません。
ま、卒業アルバムなんてたまに見るからいいもんなんでしょうけどね。



ハゲタカ

話題のこの映画、見てきました。

もともとのドラマはリアルタイムでは見ておらず、
GWの再放送ではじめて目にし、これはすごい!!
と驚愕。
まんまとNHKの戦略にひっかかり、映画まで見てしまいましたとさ。

映画をみてあらためて思ったのは、ほんと私金融業界に就職しなくて
よかったぁということ。
「生ぬるい日本人」の典型の私としては、現実味を帯びない
お金の押収、誰から感謝されているのかようわからん情報の応酬
などに身をおくのはまっぴらごめん、って感じです。
それと映画はそれなりにわかりやすく買収についてかみくだいて
ドラマ化してくれていますが、TOBって理解しづらいっす。
私はやはり「お客さんが何人きてくれたか」とか「どういう言葉を発して
くれた」とか、あるいは「あることをするのに前よりどんだけ短くできた」
とか、金にかんざんするにせよ、せめて「安くできた」とか、「いくらの売り上げになった」
とか、生身の人間の存在を感じる仕事じゃないと
面白いとは思えないんだよね。

という私の身の上話はともかく。

映画よりドラマのほうがよかったかな。
ドラマでの鷲津と芝野の戦いのほうが、人物のコントラストもはっきりしていて
わかりやすいんだよなあ。
新たに出てきた中国の脅威ってのが、どーも中途半端な感じが
しちゃいました。
悪いんだか熱いんだかようわからん。
また、ドラマと比べるとどーも芝野の存在意義が曖昧。
数字の応酬の中の人の感情の錯綜がこのハゲタカの面白み
と私は思っていたのでそこが曖昧だとちょっと・・・。

あと会社勤めをしている人間からすると
芝野がアカマ自動車をくびにならなかったのも?でした。
だって彼は買収防ぐために呼ばれたんでしょ?
そもそも思い描いていた買収防衛ができなかった時点で
なんでクビにならないんだろ?
そんでもってどうして最終的に社長にかつぎこまれているのかも??でした。
私の理解が悪いせいかもしれんけど。

と書くとつまらん映画のように思えてしまうかもですが
決してつまらなくはないです。それなりに楽しめますよ。
また、芝野以上にいったいなにをしてる人なのかわからなかった
西野旅館の跡継ぎの松田龍平のとてつもない存在感も見もの。
微妙な役回りなのに彼が出てくるだけでなんとも独特のワールドが
出来上がり、これを見に行くだけでも価値があるんでは?と思います。

今日のBGM
Doop [Capricorn Remix]
Doop

陽気で宴会のゲームの際のBGMにぴったりな
彼らのいつもの曲調とはやや異なります。
・・・だけにつまらんというか、なんというか。
音楽の完成度はともかく
シンプルでリズミカルでとにかく明るいって
曲じゃないと私にとっては彼らの音楽に
意味をあまり見出せないんだよなあ・・・。








いつもそばにいるから

いつもそばにいるから

児童書ですが、大人が読んでも十分読み応えを感じる小説です。
父親代わりに頼っていた祖父がアルツハイマー病になった14歳の
男の子が主人公。

祖父のスケリーはアルツハイマーになるまでは相当に頼りがいがあり
かつこどもをいつくしむ最高のおじいちゃん。
孫のみならず、孫の友達で、ちょっとクラスで浮いている子にまで
目をかけ、自信をつけてしまうような、そんなすばらしい大人です。

しかしアルツハイマーをわずらってから、物忘れは激しくなるし
おかしな言動も頻発。
目を離すとなにをしでかすかわからない、相当手がかかる状態に
陥ります。

できれば祖父だと友人にわかられたくない、という思い。
祖父と離れてくらす叔母やいとこへの、複雑な思い。
がんばっているのはわかるけど、同じようながんばりを自分に
もとめてくる母へのうんざりした思い。
きれいごとで終らない少年の思いがさまざまなエピソードで
語られています。

本の中のエピソードで、スタインベックの「真珠」を
学校の宿題で読む、というものがあります。
少年曰く、真珠は「希望のない小説」最初、ちょっといいことも
あるけど、「あとはどんどん下り坂をくだっていく」そして
「赤ちゃんが銃に撃たれる」エンディング。
少年はこの小説に自分を重ねます。

言うまでもありませんが、少年は祖父を愛しており
大切に思っており
なにより、それまでに少年に祖父が施してくれた
さまざまな愛情に深く深く感謝しています。
だからこそ、余計に苛立ち、苦しみ、もがいていくわけです。

翻訳の小説は、小説自体がすばらしくとも
翻訳がまずいと読みにくいことこのうえありませんが
こちらは翻訳も秀逸。
原文の英語のニュアンスもそことなく想像できながら
実に読みやすく、自然な翻訳になっているのも
この本の魅力のひとつといえましょう。

今日のBGM
Urge 2 Merge Extended Version
DOOP

結婚式の2次会とか会社のパーティーとか
クイズ大会やらチーム対抗でなにやら競わせる
とかいうときのBGMによく使用。
実に重宝な音楽です。

車いすからこんにちは

車いすからこんにちは

小学5・6年生向けの本ですが、いろんな問題提議がなされている本です。
この本でとりあげられている内海さんは、脳性まひという障害をもって
うまれたがために、身体を自由に動かすことができません。
がゆえに、車椅子での生活を余儀なくされていますが
それでも、やり方を工夫し、一人暮らしを実現し
さらには、彼の積極的な行動が認められて就職し
ついには結婚もして、2児の父になります。

この本はそうした彼の前向きな様子が読みどころ、ですが
もうひとつ、やはり障がいをもっている人が自宅にとじこもらざるを
えないその状況についてでした。
特に学校に通いたいのに通えずに小学校5・6年の2年も家に
いなければならなかったという事実に衝撃を覚えました。

また、こうした障害をもつ人たちへのリハビリについても
一考をなげかけています。
リハビリがなされて、よくなる見込みがあるならまだしも
リハビリや訓練をしたところでつらいだけで特に進歩もみられないと
なるとこれは相当につらい話。
規定されているリハビリよりも内海さんが望んでいたのは
「ひとりでトイレにいけるようになること」
それゆえ、指定されていた訓練よりもトイレのほうに
彼は力をいれ、なんとかひとりでトイレにいけるように
なっていきます。
身体の状況にもよりけりなので、一概になんともいえないでしょうが
身体機能を正常に近づける訓練を重視するべきなのか
障がいの程度に応じてできるだけ自分でなんとかできる方法を
工夫し、そこを訓練するべきか、熟慮が必要だよなということを
思い知らされました。

小学生向けの本なのであっという間に読めますが
内容はかなりな充実度の本です。

今日のBGM
The Power of Love
Huey Lewis & the News

いわずと知れた彼らの代表曲。
ただ私自身は彼らのNO1曲とは思っていません。
もっといい曲、たくさんあるもん。
とはいえ、HUEYさんのボーカルを効果的なホーン
がもりたてている力強い一曲ではあります。






日本語と私

日本語と私

日本語研究の権威で知られる大野晋氏の著作。
てっきり、日本語の特性を述べている本かしら?と思いきや
前半は著者の自叙伝にほぼ近しい。
いったい何ゆえこんなエピソードを「日本語と私」というタイトルで
書いているのかしら?と思いきや
実はゆくゆく、彼が日本語の研究職に導かれていく序章であることが
読み進めていくうちにわかっていく、なかなか凝ったつくりの
エッセーになります。

エッセーで、大野氏が高校生の頃相当なコンプレックスに
さいなまれていたことがつづられます。
みな同級生がとてつもない天才秀才集団で
かつそれなりの富裕層。
先輩もさすがな面々で
英語の先生が「そうだなあ、今まで一番英語ができたのは
芥川(龍之介)くんだなあ」というような環境。
著者は、自らの能力のなさをぼやきます。

でも私からすれば、年端のいかない高校生の頃から
万葉集やらなにやらを読み砕く大野氏も十分
才能に満ち溢れていると思うんだけどなあ。
人ってやはり比較の中で生きていかざるをえない生き物なのでしょうか。

しかし、大野氏は当然のことながら、
そのコンプレックスにおぼれたりはせず
地道にこつこつと日本語の研究を重ね
ときに身体を壊しながら辞書を編纂し
最後には日本語とインドのタミル語の相関を見つけ
研究に没頭します。
研究はときに激しいバッシングにあいながらも
大野氏は持論を冷静に眺め、丹念に仮説を積み重ねて
いきます。

このあたりの研究の話におよぶと専門的な語りも多くなり
正直ついていくのに難しいところもありましたが
内容を理解できずとも研究者の粘り・凄みは十分実感
できるものでありました。

ということで、
エッセーの味わいと、学術専門書の味わい
両方を感じられるなかなか珍しい本でした。
最後にのっている井上ひさし氏の書評がなかなか
すばらしい。大野氏への尊敬をすばらしい文面で
コンパクトに語っているのはさすが、であります。

今日のBGM
Maxine
Donald Fagen

彼の音楽は、日常のなんでもない
シーンもNYあたりのおしゃれな一角に早変わり
してしまう錯覚に陥ります。
しょぼい家も一瞬ゴージャスなマンションに
早変わり?(なわけないか)




かわいくない?

かわいくない?

私はそんなにワインに詳しいわけではないので
ワインを選ばなくちゃいけないときは
試飲させてもらっておいしくて予算内で買えそうなら買う、
という買い方をさせてもらっています。

しかし。
このワインはこのラベルのかわいらしさで
買ってしまった。
味もおいしかったですよ。

かわいいってだけで買っちゃったんでどこのどういう素性のものか
はわかりません。
当然シャトーものではなく
フランスの北のほうで作られているワイン?ぐらいしか
読み取れませんけど。

お手軽ワインならこういうかわいいラベルデザインも
ありだよな、と思いました。
ただこれが本当に地元のこどもが書いたものなのか
大人がこどもを装って書いたものなのか、詳細は不明です。

今日のBGM
Heart of Rock'n Roll
Huey Lewis and The News

世間的に一番有名なのはPower of Love なのでしょうが
この曲はまさに彼らの代表曲。
この曲を聴くと彼らのライブと心臓の鼓動とともに点滅する
赤いライトがほんわり、と浮かんできます。

本を読む ということ

本を読む目的は2つ。
ひとつは純粋な楽しみ。
知らない世界が広がり
ときに笑え
ときに泣き
思考が深まるその瞬間は相当な至福のときになります。

一方で
仕事や人生における
知識を得るために本を読むこともあります。
たとえば各種法律のなんたるかを知るため、
だったり、ものごとの整理のしかたや
時間管理や会議マネジメントの方法など
優れた本に学ぶところは随分ありました。

ただ、楽しむための読書が仕事に結びつくことも
あるし、仕事のために読んだ本が人生全般に
結びつくこともある。
きっぱりわりきれないから人生楽しい、と私は思っています。

本離れが進んでいるといわれているけど
本屋や図書館はいつも人があふれています。
雑誌コーナーに人が偏っているむきはあるにはあるけど
それでも、どこの書架にも必ず誰かしら人はいる。
つまり、それだけやはり本を読むことの楽しみや利益を
知っている人が多いってことなのでしょう。
でもその割りに、当たり前すぎるからなのかなんなのか
本を読む意味合いって語られることが少ないような気が
してなりません。

ブログに書評をのせている人はたくさんいるけど
ブログから声を拾うのはいまや至難の業。
テレビはメディア的に難しいかもしれないから
新聞で、一般の人たちの読書観を語ってくれたら
いいのになあ、と思う今日この頃です。

PS
朝日新聞で一冊の本をテーマに語りをいれる試みが
始まりました。これはこれで楽しみだけど
もっと広く、本を読むとは、最近読んだ本で
感銘をうけたものは、というテーマの語りを
知りたいと思う今日この頃です。

今日のBGM
シベリウス 交響曲 第4番
読売交響楽団

正直シベリウスって私はあまり好きじゃないのよね・・・。
なんか気取っているって言うかなんというか・・・。
クラッシク好きな人たちからは評判がよい作曲家なのかも
しれないけどね。。。。なんで好きになれないのかいまいち
自分でも解せないんだけど・・。



レタスとバジルのサラダ

レタスとバジルのサラダ

えらくシンプル。
でもバジル好きにはたまらんと思うよ。このサラダ。

レタスとバジルをお醤油、粒マスタード、レモン、オリーブオイルで
あえただけ。
他にも入らない分実にシンプル。

参考にしたのはこのレシピ

オリジナルはお砂糖も入れているみたいだけど
私はお砂糖は省略しました。
もともとお醤油+マスタード+レモンの組み合わせ、
すきなのですよ。
なので、自分の好きな味にこだわりつくってみましたとさ。

へたすりゃ包丁すら使わずできちゃう、ほんとにお手軽な
レシピ。
白ワインによくあいました。ごちそうさま~。

今日のBGM
ヴァイオリン・ソナタ第9番 クロイツェル
のっけからのバイオリンの力強い音に圧倒された後
ピアノの伴奏で徐々にあついものが解けていくような錯覚に陥った後
また激しい情熱に揺られ揺られて・・・・壮大な物語を読んでいるような
感覚に襲われる楽曲。

ピエールマルコリーニ アイス

仕事で千葉に出向いた関係で東京駅構内でお昼を食べました。

東京駅構内では、おしゃれないまどきスウィーツがわんさか売っています。
かの有名なピエールマルコリーニも出店しているんで
ちょっとのぞいてみました。

うわっ。さすがに高い。
クッキー8枚(正確には4個。2枚クッキーの間にチョコをサンド)
で2000円以上しちゃってます。

クッキー1枚でポッキー1箱以上するんだ・・・。
スーパーの安売りで考えたら、ポッキー+コーラ500ミリリットル
ぐらいかえるがな・・・なんていう、実に貧乏くさいことを
考えていたら、お店のお姉さんが
「こちら東京駅のみで販売されているクッキーです」
と、実ににこやかに、上品に案内してくださいました。
ああ、お店に似合わないちまいことを
考えてしまって本当にすみません・・・と、心の中で
丁重にお詫びしました。

と、そこでふと目にとまったのがアイスクリーム。
アイスにしてはこちらも高いけど
シングル630円なら、そんなに抵抗なく買えるぞ。
よし買っちゃおう!

ピエールマルコリーニ アイス1

シングル、なのですが
量はシングルで味は2種類頼めたりもします。お得。
なので私はチョコ&フランボワーズにしてみました。

ピエールマルコリーニ アイス2

チョコレートは実に濃厚!
ずっしりと食べ応えがあります。
これに香り高く甘酸っぱいフランボワーズが実にあうあう。

これで630円なら満足満足。

なお、アイスを買うともれなく、頼めばミネラルウォーターも
もらえます。

ミネラルウォーターもらえるよ

(のみ終わったボトルの写真ですみません)
これ結構気が利いてます。
ここのお店ぐらい、濃厚なアイスって、のど渇くのよね。
お水で、口の中もさらにさわやかになりました。

ということで、
私のように貧乏性だが、いまどきのスウィーツも食べてみたいぞ
というむきには、アイス、おすすめです。

今日のBGM
Suite Bergamasque パスピエ(Debussy)
Monique Haas

ドビュッシーといえば、月光などのように
繊細で静かな曲のイメージがあるけど
この曲のようになんとも不可思議な幾何学的な
メロディーも数多し。
不協和音になるかならないかのぎりぎりな
サウンドが魅力的です。

鶏手羽元となすのトマトソース煮込み

鶏手羽元となすのトマトソース煮込み

タイトルからすると、それなりに手の込んだ料理に見えますが
私がそんな手の込んだ料理なぞするはずもなし。
なんとトマトソースの正体は粉末のスープだったりする・・・。
でも最近の粉末スープはあなどれないよ。
見た目も味も結構本格的なイタリアン(風)の料理が
できあがります。
ほんと超クイック料理なり。
おためしあれ。

レシピはこちら

今日のBGM
交響曲第4番 ホ短調 作品98番
第4楽章
ブラームス
NHK交響楽団

何度も書いているように私は金管木管楽器の響きに弱い。
この曲は結構私の大好きな管楽器がかなり主役で
活躍する曲、と私は勝手に思っています。
ということで要所要所を管楽器が締めていて、私的には聞き応えがある
一曲です。

韓国クールワンダーランド

韓国クールワンダーランド

私がはじめて韓国におりたったのは
もう15年くらい前でしょうか。
その頃はまだ今のような韓国ブームはなく、
私も韓国に興味をもちつつも、おっかなびっくりで
ソウルにおりたったのを覚えています。

でも私のはじめてのソウル経験は結構強烈で。
道を英語でたずねた韓国のおじさんに
「あなた日本人ですか」と日本語で聞かれ
うそはつけないから、そうだと答えたとたんに
近くの喫茶店に連れ込まれて
日本への恨みつらみを、日本の「同期の桜」を
歌われながら昏々と訴えられれるという状況に
陥りました。

でも私はそのおじさんをひどいとはちょっと思えませんでした。
かといって、おじさんの思いをちゃんと受け止めることもできず
相当混乱しました。

なんとかおじさんから解放されて喫茶店をでたとき
お店のオモニが私と友人の肩をぽんぽんと
たたいて、うなずいてくれました。
オモニはすべてわかっていたのだと思います。
おじさんの整理しきれないかなしさも
私たちの混乱も、すべて。
すべてわかったうえで私たちの肩をたたいてくれた
オモニの寛容さにただただ感謝したのでありました。

それから3度韓国を訪れましたけど
そんな思いをしたのは後にも先にも1度だけ。
でも最初にそういう経験をさせてもらえたのは
よかったのかもしれないな、と思います。
そうでなければ「なーんだ、韓国の人も日本人ウェルカムじゃん。
わーい」でおわってしまったかもしれません。

本の著者の奥原さんはプサンから韓国を経験し、韓国語も学び
地元の人たちとじっくり触れ合いながら韓国を十数回にわたり
訪れ、深く考えます。
ときに馬鹿騒ぎなんかもしつつ、著者は日本が韓国に
やらかしてしまった行為とその行為で韓国の人々が感じた
思いに思いいたっていきます。

韓国の文化は「恨」の文化だ、と奥原さんは説きます。
恨とは、訓読みするとうらむですが
恨みとはちょっとニュアンスが異なります。
悲しい思いを反芻し、二度と子孫にそのような思いを抱かせないよう
考え、言い伝えていく文化が「恨」であるようです。
この文化をわからずして、コミュニケーションしても議論はすれ違いに
なるだけですよね。

奥原さんの一番書きたいメッセージはこのあたりのようですが
この思いに彼もいきなりたどりついたわけではなく、
各地を旅し、各地の景色にふれ、料理を味わい、
現地の人と、時に笑い、時にしんみりし
時にまじめに語り合いながら、韓国の文化や日本と
韓国との過去の歴史についての深い考えにいたっていきます。
そのプロセスもこの本の読みどころです。

ちなみに、文章の語り口は、軽妙で読みやすく
時に笑えます。(失礼?)
韓国ブームで、韓国の文化を愛する日本人が増えている
今だからこそ、読んだらいい本ではと思います。

今日のBGM
Show Me Your Devotion
Bobby Caldwell & Marilyn Scott

ボビーらしい、しっとりと、でも聴かせる
熱すぎないクールなバラード。
Marilynの歌声も女性ボーカルにありがちな
きんきんでしゃばる歌声にあらず、抑えながらも
聞かせどころはきっちり聞かせている
名人芸になっています。

634-5789: Soulville, USA Tower Of Power With Huey Lewis

TOWER OF POWER

Huey さんが TOWER OF POWERのアルバムに参加している
って情報をGETしてさっそくサウンドチェック。

TOWER OF POWER は HUEYさんが日本でのはじめてのコンサート
(いわゆるクローズのギグを含めると初ではないけど、あくまで大々的に公演した、
っていう意味ね)のとき、同行し、ものすごくかっこいいホーンを聞かせてくれていました。
当時の私は彼らの存在をちゃんと知らず「なんだか陽気なおじさんたちがかっこいい
ホーンを演奏している」ぐらいの認識しかしてませんでした。
今思うとえらいぜいたくな組み合わせでのコンサートだったんだなあ。

ということでこのサウンドですが、
HUEYさんのボーカルがあまりにTOWER OF POWERの
サウンドになじみまくっていて、ファンの私ですら、
あの独特のHUEYさんのボーカルを聞き逃してしまいそうに
なるぐらい。
クレジットは
TOWER OF POWER WITH HUEY LEWIS
だけど 完全に TOWER OF POWERのサウンドです。
HUEYさんが彼らのサウンドが好きで尊敬しているのが
すごく伝わってきます。

HUEYさんが参加している以外の曲も当然のごとく
ものすごくかっこいいすごいアルバムです。
まじで超おすすめ。
涼風吹く夕方に、このアルバムを聴きながら
外をぶらぶら歩いていたら、なんか幸せな気持ちになりました。
ああ音楽って、やっぱいいね。

*今日のBGMは省略




クレージーケンバンド いいねっ!

クレージーケンバンド 2009 SOUL TOUR 初日に行ってまいりました。
ほぼほぼ3時間近くの熱演。ZEPPでオールスタンディングだったから
4時間近く(!)たち続けたことになるけど、その疲れを忘れさせるほど
相も変わらずすばらしいライブでした。

最初は西友でおなじみの昼顔でスタート。
ウォーカーヒルズ・ブーガルー
肉体関係
タイガー&ドラゴンなどなど
おなじみの楽曲をたっぷり披露。
隅から隅まで実にかっこいい。

彼らのかっこよさはちょっとなかなか表現しがたいかっこよさ。
音楽は本当にすきのないかっこよさ。
でもがちがちには固めていなくて大人の余裕があります。
かっこよすぎないかっこよさというか。
どこかに「場末」な雰囲気があって、かつ
「この子はいい年して本当にいつまでもあんな感じで」
と、親戚のおばはんあたりに言われちゃいそうな
「しょうもなさ」をいつまでも捨てていない
「かっこよさ」

ソウルだけど昭和歌謡のにおいもちりばめている
昭和の日本人しか出せない
「かっこよさ」

個性なんて陳腐な言葉じゃ表現しきれぬかっこよさです。

かっこいい彼らがサービス満点で休みなく繰り広げてくれるライブ
は本当に満足度100%。ああ明日からまたがんばれるぞ!
と元気がもらえたライブでした。
・・・ライブが終わったとたんに足の疲れがどどどっと出たけどね。
ああやはり歳には勝てない。でもオールスタンディングのライブの
楽しさも捨てられない・・・。

なおニューアルバムが8月に出る予定らしい。
詳細は「ブログに書いてはならぬ」と舞台で剣さんがいっていたから
書くのはやめます・・って、それさえも書いちゃだめだったのかしら??

*今日のBGMは省略です



沖縄のいまガイドブック

沖縄のいまガイドブック

この本が出たのは1995年。もう10年以上前の本なのですね。
沖縄の音楽、ウチナーグチと呼ばれる方言、料理、海、
そして忘れてはならない戦争の歴史、基地問題とさまざまな沖縄が
ぎゅっと詰まっています。

10年の間に沖縄の文化ってずいぶん、沖縄県外の人間にも
知られてきたような気がします。
私自身今現在もそうそう沖縄のことをよくわかっているわけではないけど
でもカチャーシだとか三線とはどういうものか、自分なりのイメージは
もてるようになりました。10年前だったら、その言葉すら耳にしたことが
なかったかも。NHKドラマのちゅらさんの影響が結構でかいのかもね。

私がはじめて沖縄本島を訪れたのはほんの数年前。
そこでびっくりしたのは
沖縄の人たちの生活に沖縄の島唄が根付いていることでした。
街中のBGMに普通に民謡が流れているのにまず驚愕しました。

またお料理も日本のどこよりも特徴的で独特。一般的な「和食」
のイメージと微妙に異なる、でも洋食ではないし、むろん
アジアン料理とも違う、沖縄食としか表現しようのない
料理です。

そりゃ九州だって、四国だってどこだって名物料理はあるけど
沖縄のすごいところはお惣菜からご馳走までバリエーションが
さまざまで、それが本当に人々の生活に根付いているところ。
これには本当に恐れ入りました。

ということで私の中での沖縄のイメージは、
独特の文化が着実に人々の生活に密着している(それも無理なく)
という印象だったのですが、沖縄の人たちからすると、それでも
消えていったり変化していっているものも間違いなくあるようです。
よくよく考えたら当たり前なのかもしれないですが、実はそのことが
この本を読んでの一番の発見でした。
もっともこの本の著者の3人は、美しいものは残し続けたい
という気持ちはあれど、消えたり変化することも文化の運命
という見解で一致しているように私には思えました。

また沖縄を語る上で忘れてはならないのは戦争ですが、
ここでは沖縄のひめゆりなどを修学旅行で訪れる意味合いが
書かれており、大変勉強になりました。
感受性の鋭い時期に訪れるひめゆりが、生徒たちに残す
強烈な印象も、本からよく伝わりました。
まだその文化のよさを実感できない京都を訪れるよりも
沖縄のひめゆりを訪れるほうが、修学旅行としての意味合いは
あるかもしれないなあ。

本はすべて対談形式で書かれています。。対談ってどうがんばっても文章としては
やはり抽象的になったり流れたりするのでちょっと、読みづらいという
欠点はあるのですが、かしこまっていない分、著者3人の思いがリアルに
伝わってくるのもまたこの本の醍醐味である気がしました。

沖縄好きな人もそうでない人も、どちらにとっても実りの多い本ではと思います。

今日のBGM
I Didn't Mean to Hurt You
Spiritualized

なんとも不思議な重厚なサウンド。
すきかって聞かれると微妙だけど・・・。








くしゃみがとまらない!!

私の今の職場は、空調がややよろしくなく
なんかちょっとほこりっぽい感じ。

そのせいなのか、なんなのか。
ここ数日会社でだけ、鼻がむずがゆく
くしゃみっぽくなります。
私だけでなく斜め前の後輩も同様の症状。

特に雨降りの後がその傾向がひどくなります。
うーん、どうしてくれよう。

そういうわけで、私と後輩だけ
「会社でだけマスクをしている」という
けったいな状況におかれています。
梅雨になったらもっとひどい状況になっちゃうのかしら?
それはちょっと気が重いなあ。

前の職場よりも今の職場のほうが都心よりで
いろいろ便利にもなりました。
だから悪いことばっかりじゃないんだけど。
花粉症にも無縁できたのに、こんなところで
アレルギー反応が出ちゃうとは。
もう都会じゃ生きられないってことでしょうか・・・。

今日のBGM
So In Love
Clémentine

彼女の歌はフランス語のきれいな響きを堪能するのに
なかなかよいです。
タイトルは英語だけど歌詞はフラ語よ。




ブッシュ

現在上映中のブッシュ

ブッシュ前大統領の父親に対する葛藤を描いた映画と聞いて見に行ってみました。
で、感想なんですが。

うーーーーーん。という感じです。
父親への葛藤、にいまいち共感できないからかなあ。
たいてい、(優秀な)父への葛藤、というと、自分もそれなりにがんばっているのに
父がすごすぎるがためにコンプレックスを感じる、というのが常じゃないですか。
でもこのブッシュ息子の場合、あくまで映画を見る限り、ですが、
まあそんなに優秀な人ではなく、学生時代もやんちゃ(死語)のし放題。
そりゃそんな状況でコンプレックスうんぬんを言うのはただの甘えですよね
としか思えないからかもしれません。

私がこの映画で面白いと思ったのは、主役ブッシュ氏よりも
そのまわりの人たちとブッシュ氏で繰り広げられる議論でした。

みなアメリカという巨大な国において相当優秀なブレーンであるはず。
しかしそのブレーンが、いろんな思惑が絡む中、どんどん
誤った方向に議論を進めていくところはかなり見所。
「いったい武器を見つけるというのは誰の責任だったんだ」
とブッシュ氏が叫び、首脳の面々がしんと静まり返るシーン
などを見ると、たとえアメリカの政治というスケールのでかい
シーンであっても、市井の会社の一会議とあんまりかわらないように
思えてしまいました。
ちなみにブッシュ本人もですが、ライス長官やパウエル氏など、本物そっくりで
リアルでした。

ということで、期待していたよりは・・・・だったけど、
発見もある、そういう映画でした。

今日のBGM
We're Not Here For A Long Time (We're Here For A Good Time)
(LIVE)
Huey Lewis & The News

東京公演でもこれ、やってくれました。
シカゴとジョイントだったからシカゴファンはこの曲
ほとんど知らないはずだけど、ファンの欲目抜きで
ものすごく盛り上がりました。
彼ららしいのりのいい、でも、SPORTSの頃には
なかった円熟味も加わった本当にかっこいい曲。
ライブだとさらにかっこよさが数段増しますよん。

レアながちゃがちゃ

商品デザイン展から、国立博物館に移動する道すがら
こんなおしゃれなショップが芸大内にありました。

おしゃれなショップ

名前は geidai art plaza

geidai art plaza

中はTシャツやら雑貨やらおしゃれなものが売っていて
あとコーヒーの自動販売機などもあって
ちょっと一服できるテーブルもあります。

しかしこの店で私の目をひいたのは

がちゃがちゃだ!

がちゃがちゃ 大作曲家名鑑

さっそく購入してみました。

購入するとこんなのが出てきます

中はこんな

中はこんな
IMG_0119.jpg

ミニチュアの作曲家の像がばらばらと出てきます。
これを組み立てますと

石膏像

こんなになります。
大きさは横3センチ縦15センチぐらいの石膏像です。
私にはベートーベンが当たりました。
他にワーグナー、ブラームス、シューベルト、モーツアルト
ショパン、バッハ、チャイコフスキー&SECRET
というラインナップがあるらしい。
さらに像のタイプは石膏タイプとブロンズタイプがある模様。

「ああ、またベートーベンだよ~。ショパンがほしいのに」
「ああまた、石膏タイプ。ブロンズがほしいのに」
みたいなことに、一部収集家の間でなっているのやらいないのやら。

geidai art plazaは、芸大の展覧会場から国立博物館に向かう道の途中に
ありますので、お近くにお越しの際はぜひがちゃがちゃトライしてくださいませ。

今日のBGM
If This Is It(LIVE)
Huey Lewis and The News

ライブでこの名曲は盛り上がり必須。
さほど華やかな曲じゃないけど
じんわりあたたかさが広がる一曲。






カルティエクリエイション

カルティエ展

資生堂とサントリーの商品デザイン展を見にでかけたところ
近くの国立博物館でカルティエ展をやっているのを発見。
これも見てみよう、と足を伸ばしてみました。

期待にたがわず展示物はさすがにすばらしく、どれもため息がでるような
美しさでした。
カルティエの美しさって私はダイヤ×色石、特にルビーとダイヤの
組み合わせが妙であるところだ、と思っているんですが
ルビー×ダイヤだけでなく、アクアマリンやトパーズ、シトリンなどの
組み合わせが本当に秀逸でした。
ボリュームたっぷりの色石って使い方を間違えると下品になるのだけど、
展示物はもうそりゃあうっとりするような美しさ。

しかしカルティエをもってしても2色以上になると、ちょっと珍妙な
組み合わせになりがちだなあというのも感じたりしました。
3種類以上の石を使ったアクセサリーになるとなんだか安っぽくなっちゃって
強がりでもなんでもなく「こんなんなら、いらない」と思うような仕上がり
になっちゃっていました。
美しいものほど組み合わせの妙が求められるってことですね。

いずれにせよ、宝石好きであれば、見て損はなしのラインナップではありました。

残念だったのは、なにせ人が多すぎて、人垣から宝石を覗き込む形に
なりまして、なんだか優雅さにはかけました。
宝石を見るならやっぱ、もっとゆったりみたい。
しかし人出が多いということは展覧会的には成功ってことですから、
主催者としては大満足な会だったのでありましょう。

ちなみにカルティエ展は31日で終了ですので、今から博物館に出向いても
見られないのでご注意を。

今日のBGM
Chopin: Waltz #9 In A Flat, Op. 69/1, "L'Adieu"
Idil Biret

Adieu を日本語に訳すとさようなら なのですが
一般的なさようならはフランス語では aurevoirです。
aurevoirは日本語に直訳すると「またあうときに」
Adieu とは  分解すると A dieu
直訳すると、神の御許へ という意味。
つまり日本語にすると同じさようなら でも
死の間際臨終のときに言うさようなら、なのであります。

と話題はそれたけど、人生の最後の最後、この曲のように
穏やかな気持ちで迎えられたらよいな、と思います。

資生堂・サントリーの商品デザイン展

資生堂・サントリーの商品デザイン展

資生堂もサントリーも、業種こそ違えど、日本においてセンスがいい会社の
筆頭にあがる2大巨頭。この2社のデザイン展が、芸大で開かれています。
さらに31日は、サントリーと資生堂のデザイン担当の部長のプレゼンまで
あるっていうじゃないですか。これは行くでしょう、ずばり。

まず美術展を見る前に講演を聴きに行きましたが
講演は満杯で立ち見が出てました
(早めに行ったのに私も立ち見するはめに)
でも立ってみていても疲れを感じさせない面白い講演でした。
こういった展覧会をする意義から始まり、デザインが決まるまでの
2社のプロセスなども紹介されていました。当たり前っちゃあ
当たりまえのプロセスですが、それでもやはり2社の独自感は
ココかしこに出ていました。

資生堂が重視するのは品格である一方で、サントリーは
「やってみなはれ」の精神と
開高健氏の名コピー「人間らしくやりたいな」の精神が
息づくデザインを目指しているそうで、なるほど、確かに
その2社の息遣いは商品デザインからじんわり漂ってくる
感じがします。

デザイン展そのものは実にシンプルで、過去の商品・現在の商品を時系列に
1920年代から並べています。
さすがに20年代の商品デザインはレトロな雰囲気満載ですが、しかし実に美しい。
この頃までの日本の美意識ってものすごいものがあると常々思っていたけど
このデザイン展でもその感は強くなりました。

70年代に入るとだんだんと「おおっ、あったあったこういう商品、いや
懐かしいなあ」というデザインとは関係ない回顧的な思いもわきあがって
きます。サントリーのオレンジジュースのパッケージとか、資生堂の
パーキージーンとか懐かしかったなあ。
さらに!!となったのは 資生堂のchant du coeur。
すごーーく好きだったのよ。この香水。(今はもう廃番のはず)
あらためてみてみると、瓶のフォルムも実におしゃれ。
また再販してくれないかなあ。

ということで実に充実した展覧会だったのですが
ちょっと?だったのは、展覧会にきている人たちの、展示物の見方。

この展示って、商品デザインのうつりかわりを横一線で見て
実感することに大きな意義があると思うのですよ。
しかし、きている人たちの大半が、まるで美術館の絵を見るが
ごとく、商品の一品一品をためつすがめつながめているのですね。
ま、百歩譲って20年代の商品をじっと美術品のごとく
ながめるのはいいとしましょう。ほとんどの人がリアルに見たことは
ないだろうし。
しかし70年代や80年代、90年代のものは
下手すると今もまだ商品デザインとして出回っているものも
あったりするんで、南アルプス天然水のペットボトルなどを
ためつすがめつ見ている人たちにはつい「そんなに珍しいですかあ?」
と突っ込みたくなってしまいました。

ま、どう見ようと人の勝手なのですが、
細部にこだわって、この展覧会での大事なテーマである
時代の流れを見逃すのはもったいない、と私は思いました。

なお展覧会は明日までです。
サントリー・資生堂は、集客1万人という目標をでかすぎるかなあ
と思いつつかかげたそうですが、実際には31日までに16000人もの
人が訪れたそうです。うーんさすが名門ブランド。

今日のBGM
ショパン: ボレロ, ハ長調, Op. 19
Dang Thai Son

久しぶりに上野公園を訪れてみましたが、いや情緒あふれる
ところですね。上野公園近辺の活気あふれる状況と
公園の中のアートな雰囲気とのギャップがすごいけど。
上野公園中できいたこの曲は、場の雰囲気にあって
家で聴くのとはまた一味違った感慨がありました。